人生を豊かに彩るWEBマガジン

ZIEL1周年の感謝を込めて

ZIELから読者のみなさんへ

特集 夏を乗り切る生活術 2021.7.17

文:金丸信丈、花塚水結、出口夢々

は人気企画の “あの記事” が更新予定です!

ZIELがオープンした2020年7月。それは、新型コロナウイルスの感染拡大が終わる気配がない——そう日本に住む人たちが実感し始めた時期であったように思います。

「ウイルスは夏場の湿気に弱い」。多くの研究者がそう指摘しており、まさか夏になっても感染拡大が終息しないとは……。そのころ新型コロナウイルス対策の書籍をつくり終えていた私は、少々困惑していました。
困惑した理由。それは「つくっても売れないのでは」と思っていた対策本が結果的に売れたこと。一方で、困っている人の助けになるために本をつくっているわけですから、みなさんの対策の参考になったのであれば編集者冥利に尽きるともいえます。

しかし、私個人の編集者冥利などまったくもってどうでもいいくらいに、被害が拡大していきます。そして、本が売れる。時代が求めたということでしょう。

そこでふと思うのです。時代に求められる本ではなく、今の時代に生きる人たちに求められる本でありたい、と。
そう強く感じながら、それでもセールスの結果がついて回る出版の世界において、私は何をつくり続けていけばよいのか。

17~18年前、ビジネス書を手がけていた私は、「バブル崩壊から10年あまりが経過し」というフレーズを週に1度は書いていたように思います。
これから先、「社会を大きく変えたコロナ禍を経て」というフレーズを書き続けることになるのだろうか。

それでも、読み手の手元にあるのは「今」だろう——今の惨事を、後々伝えようとしている姿を夢想して、首を振る自分がいました。

ZIELの準備は2月から始まりました。コロナ禍がまさに本格化しようとしたころです。そして、オープンを控えた7月某日。今を生きる人たちに今まさに必要な情報を伝えていくべきだと思い至り、ZIELのオープンに必然を感じていました。

回顧ではなく、「今」を——。
46歳となった今思うのは、自分が少年のころに描いていた46歳とはずいぶんかけ離れた男になったなということ。もうすぐ50歳になりますが、少年のころに想像していた50歳とはさらにかけ離れた男になっていることは容易に想像できます。
それはおそらく、60歳でも同じでしょう。

行く先への自分自身に——とはいえ、誰かのために本をつくり続けた私に自分に向けた原稿など書けませんから、母にあてた手紙を書くことにしました。

正確に言えば、母にあてる手紙を私以外の優秀な編集者に託しました。

より多くの「今」を生きる人たちに、この手紙が届けばいいなと思っています。

引き続き、ZIELで人生の「今」を楽しんでいただけたら幸いです。
今月も続々、人気企画の “あの記事” が更新予定です。どうぞ、お楽しみに!

金丸信丈

 

人生は自分次第で楽しみ方が増えたり、変わったりしていくもの

まずはZIELが1周年を迎えられたこと、本当にうれしく思います。これもひとえにZIELの記事を読んでくださったみなさまのおかげです。ありがとうございます。

当初は人生の先輩方へ向けた内容であること、はじめてのWEB記事制作であることにとても苦戦しました。「どんな記事を書いたら読んでもらえるか」「そもそもWEB記事ってこんな感じでいいのかな」と、手探りの日々が続き、楽しさより不安のほうが大きかったことを覚えています。

100%の自信が持てないままZIELがスタートしたわけですが、徐々にZIEL世代の方々と直接お話をさせていただく機会が増えました。そこで感じたのは、アグレッシブに活動されている方が多いということ。仕事に趣味に遊びに、活動は人それぞれですが、「自分のやりたいこと」の軸がはっきりしていて、思いっきり楽しんでいらっしゃる姿が印象的でした。

そんな姿を見たりお話を伺ったりしていると、休日は引きこもりがちな私が感化されたこともしばしば。気になっていた映画を観にミニシアターへ出かけたり、好きな洋服を探しに行ったり。以前の生活より「自分の心地よさ」を求めて過ごすことが増えたなと思います。

そうするととっても気分がよくなるんですよね、当然ですが(笑)。一日中ゴロゴロ寝て過ごす休日も最高だけれど、眠い目を擦りながら外に出れば、「あ〜今日はお出かけしてよかったな!」と充実感が得られるんですよね。きっと、ZIEL世代のみなさんも同じような思いでさまざまな活動していらっしゃるのかなと思いました。

そして、さすがは人生の先輩方。どんな経験の一つひとつが血となり肉となり、考えがとても奥深いなと感じます。以前は「歳を重ねると楽しみも減っていくのかな〜」と、「歳を重ねること」にネガティブなイメージを抱いていました。ですが、「白髪を隠すように髪を染め続けるより、グレイヘアだから似合う洋服がある」ことも「いくつになっても新しい友達ができる」ことも、全部ZIEL世代のみなさんに教わりました。漠然と抱いていた「歳を重ねること」へのネガティブなイメージが、いつだか楽しみに変わったんです。

もっといろんな世代の方々に、ZIEL世代の輝く姿を知ってほしい——そんな願いを込めて記事を書いたり、発信をしたいと思うようになりました。

今は楽しさ8割、不安2割。今でもこれでいいのかなという不安な気持ちはありますが、それはいい緊張感として。これからもZIEL世代の活躍をとおして「楽しさ」や「元気」を届けられたらいいなと思います。今後とも、ZIELをよろしくお願いいたします。

花塚水結

 

今を目一杯楽しむ姿に勇気をもらった1年間

本日でZIELをオープンしてから1年となりました。ここまで続けてこられたのは読者のみなさまのおかげです。ありがとうございます。

この1年はCOVID-19の影響で生活が一変しました。春が過ぎてもマスクをし、換気をし続けるために電車の窓は常に大きく開けられ、人と会うのもままならない——今はあたり前になりつつありますが、こうして文字にすると異様な状況でした。社会がそのように変化しているときに、書籍編集部からWEB編集部への異動が決まり、不安でいっぱいの日々を送っていました。

その不安が少しづつ楽しさに変わっていったのは、取材で素敵な女性たちにお話を伺うようになってからです。

歳を重ねたからこそ、まわりには気の合う友人がたくさんいたり、歳を重ねたからこそ、若いころにはしっくりこなかったアクセサリーの重ね付けが似合うようになる——。もちろん、年齢を重ねることでの身体の変化はありますが、その変化さえも前向きに捉え、今できることを最大限楽しむ。そんな姿に何度も勇気をもらい、困難な状況を前にしても「今を目一杯楽しもう」とのんきに構えられるようになりました。

取材をすると「久しぶりに若い子と話せて楽しかったわ」と言っていただくことがあるのですが、「私もお話できて楽しかったです!!!」と心の底から思っています。世代の違う方とお話すると学びも楽しさもいっぱいなんですよね。普段、会社員として働いていると、濃い会話ができる世代は限られていますが、ZIELがあるおかげで人生の先輩方ともお話ができるようになりました。

本日よりZIELは2年目。2年目のZIELも、素敵な女性たちを紹介して、その姿をいろんな世代の人たちにお届けしていきたいと思っています。そして、私が取材でたくさんのことを学んでいるように、世代問わず女性たちが会話をし、何かを得られる場所にできればいいなと思っています。みなさん、今後ともZIELをどうぞよろしくお願いいたします。

出口夢々

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