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2020年12月から開催される展覧会

明日行ける! 展覧会の見どころを一挙紹介(東京都版)

連載 ZIEL museum 2020.12.01

文:出口夢々

2020年12月から東京都で開始する23の展覧会の情報を一挙に紹介します!
日本でも人気の高い印象派や日本画、インスタレーションまで、さまざまなジャンルのアートを楽しめます。各展覧会ともコロナ対策は十分。ぜひ、足を運んでみてください。

※本記事における画像写真の無断転載を禁じます

 

ZIELのココに行ってみたい!①
東京都写真美術館「瀬戸正人 記憶の地図」

写真家・瀬戸正人(1953-)。彼は、タイ国ウドーンタニ市に、日本人の父とベトナム人の母の元に生まれ、1961年に日本・福島へ移り住みました。1981年にフリーランスの写真家として活動を始め、1996年には特異な視点で都会に生きる人々を捉えた 〈Silent Mode〉、〈Living Room, Tokyo 1989-1994〉で第21回木村伊兵衛写真賞を受賞し、現代日本を代 表する写真家の一人として高い評価を得ています。

本展は、「写真は『記録』であると同時に『記憶』でもある」と語る瀬戸自身の記憶とともに作品を紹介する展覧会です。デビュー作〈バンコク、ハノイ 1982-1987〉から最新作〈Silent Mode 2020〉にいたる各時代の代表作によって、瀬戸が見たアジアを紹介します。

〈Living Room, Tokyo〉より《(手前)ノイナーさん(28)と同居している友人、バンコク出身》1989-1994 年 作家蔵
〈Silent Mode 2020〉より 2019-2020 年 作家蔵

会場:東京都写真美術館 2階展示室
会期:2020年12月1日(火)~2021年1月24日(日)
観覧料:700円(65歳以上350円)
開館時間:10:00~18:00(入場は17:30まで)
休館日:月曜日(祝休日の場合は翌平日)、年末年始(12月29日~1月1日)
最寄り駅:恵比寿駅
HP: https://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-3842.html

 

ZIELのココに行ってみたい!②
サントリー美術館 リニューアル・オープン記念展Ⅲ「美を結ぶ。美をひらく。美の交流が生んだ6つの物語」

サントリー美術館のミュージアムメッセージである「美を結ぶ。美をひらく。」。古いものと新しいものが時代の枠組みを越えて結びついたり、東洋と西洋、国や民族といった文化の境界にとらわれずにものが結びつくことで、新しい美が生まれる——。このように、異なるものが結び、ひらくことこそ美術の本質であると同館は考えます

そこで、サントリー美術館のリニューアル・オープン記念展の第三弾として、同館所蔵の珠玉のコレクションから、複数の美が融合した作品を展示。西洋への憧れが生んだ和ガラス、東西文化が結びついた江戸・明治の浮世絵、そして異文化を独自の表現に昇華したガレなど、国・時代・素材を越えて結び、ひらいた6つの美の物語を楽しめる展覧会です

染分地桜波連山模様裂地 一枚 琉球王国 19世紀 サントリー美術館
花器「バッタ」 エミール・ガレ 一口 1878年頃 サントリー美術館

会場:サントリー美術館
会期:2020年12月16日(水)~2021年2月28日(日)
観覧料:1500円
開館時間:10:00~18:00(金・土曜日は10:00~20:00)※
休館日:火曜日(2月23日は開館)、年末年始(12月28日~1月1日)
最寄り駅:六本木駅、乃木坂駅
HP:https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2020_3/index.html
※1月10日、2月10日、2月22日は20:00まで開館
※会期中展示替えあり

 

展覧会一覧

日本初期写真史 関東編 幕末明治を撮る

◇ジャンル:写真
高橋則英氏(日本大学藝術学部 写真学科教授)の監修のもと、三部構成で幕末明治期における関東地方の写真文化を紐解いていく。バラエティに富んだ190点の幕末明治の写真群を一堂に会し、その蓄層する写真文化を鳥瞰する貴重な展覧会。

宮内幸太郎 《中央停車場建築》1911(明治44)年 ゼラチン・シルバー・プリント 横須賀市自然・人文博物館
制作者不詳《東京向島》1882‐97年(明治中期)頃 鶏卵紙に手彩色 東京都写真美術館

会場:東京都写真美術館 3階展示室
会期:2020年12月1日(火)~2021年1月24日(日)
観覧料:700円(65歳以上350円)
開館時間:10:00~18:00(入場は17:30まで)
休館日:月曜日(祝休日の場合は翌平日)、年末年始(12月29日~1月1日)
最寄り駅:恵比寿
HP: https://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-3453.html

瀬戸正人 記憶の地図

◇ジャンル:写真
タイと日本を往還しながら、半世紀以上にわたりアジア各地の人々の暮らしや表情、風土や自然、また社会にレンズを向けてきた、写真家・瀬戸正人の展覧会。デビュー作〈バンコク、ハノイ1982-1987〉から最新作〈Silent Mode 2020〉にいたる各時代の代表作によって、瀬戸が見たアジアの表情を紹介する。

会場:東京都写真美術館 2階展示室
会期:2020年12月1日(火)~2021年1月24日(日)
観覧料:700円(65歳以上350円)
開館時間:10:00~18:00(入場は17:30まで)
休館日:月曜日(祝休日の場合は翌平日)、年末年始(12月29日~1月1日)
最寄り駅:恵比寿
HP: https://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-3842.html

益々繁盛

◇ジャンル:工芸品
160人のクリエイターがデザインし、大垣の職人が一つひとつ木を組むことでつくられた、160個のヒノキの枡を展示する。

会場:ガーディアン・ガーデン、クリエイションギャラリー G8
会期:2020年12月1日(火)~12月25日(金)
観覧料:無料
開館時間:11:00~19:00
休館日:日曜日
最寄り駅:銀座駅、新橋駅
HP: http://rcc.recruit.co.jp/creationproject/2020
※クリエイションギャラリーG8は予約制

「ベアーベアーベアー」展

◇ジャンル:切手
世界のクマの仲間(ヒグマ、ツキノワグマ、マレーグマ、メガネグマ、ホッキョクグマ、ジャイアントパンダなど)や、デザイン化されたクマの切手を一堂に紹介する、クマ尽くしの展覧会。

会場:切手の博物館
会期:2020年12月2日(水)~2021年3月31日(水)
観覧料:200円
開館時間:10:30~17:00
休館日:月曜日、年末年始
最寄り駅:目白駅、高田馬場駅、雑司が谷駅
HP: https://kitte-museum.jp/2020/03/03/k20201126/

クロエ・デランヘ「ミネブリーヴェン (ラブレターズ)」

◇ジャンル:映像
まざまなストーリーテリングの方法を用いて、記憶や家庭生活に焦点を当てた作品を制作する、クロエ・デランヘの展覧会。マルチスクリーン・ビデオインスタレーションで動物との関係や出会いに焦点を当てた作品である《ミネブリーヴェン(ラブレターズ)》を公開する。

会場:トーキョーアーツアンドスペース本郷
会期:2020年12月3日(木)~12月12日(土)
観覧料:無料
開館時間:11:00~19:00
休館日:月曜日
最寄り駅:御茶ノ水駅、水道橋駅、本郷三丁目駅
HP:https://www.tokyoartsandspace.jp/archive/exhibition/2020/20201203-7029.html

コレクション展「拝啓、森鴎外様―鴎外に届いた手紙」

◇ジャンル:書簡
当館が所蔵する森鴎外に届いた900通あまりの封書や葉書から、選りすぐりの手紙を2期に分けて展覧。パート1では、差出人が自らデザインし趣向を凝らしたもの、新年の慶びをうたった詩歌が書かれたもの、賀詞が力強く墨書されたものなど、さまざまな年賀状を紹介する。パート2では、文学者が鴎外に届けた手紙を紹介し、執筆者、編集者としての鴎外の姿を読み解く。

会場:文京区立森鴎外記念館
会期:2020年12月4日(水)~2021年3月28日(土)
観覧料:300円
開館時間:10:00~18:00
休館日:12月22日、12月29日~1月3日、1月25日、1月26日、2月24日、2月25日、3月23日
最寄り駅:千駄木駅、日暮里駅、本駒込駅、白山駅
HP:https://moriogai-kinenkan.jp/modules/event/index.php?smode=Monthly&action=View&event_id=0000001995&caldate=2020-12-4

メイド・イン・フチュウ 公開制作の20年

◇ジャンル:絵画、彫刻、インスタレーション、写真、メディアアートなど
同館で行っている公開制作プログラムの記録と記憶、作品を再集結。トークや公開制作を行い、作品をつくる人と見る人がさまざまに交わって、展覧会を変化させていく。

会場:府中市美術館
会期:2020年12月5日(土)~2021年2月28日(月)
観覧料:700円
開館時間:10:00~17:00
休館日:月曜日(1月11日をのぞく)、12月28日~1月4日、1月12日、2月12日、2月24日
最寄り駅:府中駅
HP:https://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/tenrankai/kikakutenkaisai/MIF20201205-20210228.html

茶道具取合せ展

◇ジャンル:茶道具
展示室に当館茶室「古経楼」「松寿庵」「冨士見亭」の床の間原寸模型をしつらえ、館蔵の茶道具コレクションから約70点を選び展示(会期中一部展示替があり)。懐石道具・炭道具のほか、『玩貨名物記』『三冊名物記』『古今名物類聚』『大正名器鑑』などの名物記所載の名物茶道具を中心に道具の取合せを展観する。

会場:五島美術館
会期:2020年12月5日(土)~2021年2月14日(日)
観覧料:1000円
開館時間:10:00~17:00
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)、12月25日~1月4日
最寄り駅:上野毛駅
HP:https://www.gotoh-museum.or.jp/event/next/

舟越 桂 私の中にある泉

◇ジャンル:彫刻
現代日本を代表する彫刻家、舟越桂の展覧会。本展では舟越の心のありようを、「私の中にある泉」と呼び、そして、1980年代から今日までの代表的な彫刻作品にくわえ、ドローイング、版画、何かを思うたびに書き留められるメモ、自作のおもちゃや小物などをつぶさに見ていくことで、作品が生み出される作家自身の内なる源泉の姿そのものを探っていく。

《山を包む私》
1990年代前後から、実在のモデルをもとに制作するのではなく、体の一部が変形する「異形」と呼ばれる人物像を制作するようになった舟越。《山を包む私》は、学生時代に山を見た際の体験をもとに制作された。

舟越桂 《山を包む私》 2000年 楠に彩色、大理石 個人蔵 撮影:内田芳孝

《水に映る月蝕》
1990年代前後からみられた舟越作品の「異形化」は、2000年代に入ってより本格化し、現実の人体にはありえない形態や表現が、より自由に展開されていく。2003年には、《水に映る月蝕》を制作。本作が約20年ぶりの裸婦像となった。

舟越桂 《水に映る月蝕》 2003年 楠に彩色、大理石 作家蔵 撮影:今井智己

会場:渋谷区立松濤美術館
会期:2020年12月5日(土)~2021年1月31日(日)
観覧料:500円(60歳以上250円)
開館時間:10:00~18:00
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)、12月29日~1月3日
最寄り駅:神泉駅、渋谷駅
HP:https://shoto-museum.jp/exhibitions/191funakoshi/

「希望を唄う詩人」実篤と詩の世界

◇ジャンル:詩
実篤の没後40年以上経った現在でも、ファンの多い「実篤の詩」を紹介する。

会場:武者小路実篤記念館
会期:2020年12月5日(土)~2021年1月17日(日)
観覧料:200円
開館時間:9:00~17:00
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始(12月28日~1月4日)
最寄り駅:千川駅、つつじヶ丘駅
HP:http://www.mushakoji.org/schedule/tenji.html

切手の博物館のクリスマス

◇ジャンル:切手
クリスマスらしい動物をはじめ、南国ならではの生き物や身近なイヌ・ネコなど、お国柄が現れた楽しいクリスマス切手を一堂に展示する。

会場:切手の博物館
会期:2020年12月6日(日)~12月25日(金)
観覧料:200円
開館時間:10:30~17:00
休館日:月曜日
最寄り駅:目白駅、高田馬場駅、雑司が谷駅
HP:https://kitte-museum.jp/2020/10/20/t20201206/

郷さくら美術館ベストセレクション展―絶景への旅―

◇ジャンル:絵画(日本画)
美術館にいながら世界遺産や名峰、日本の冬景色など、世界各地の絶景巡りを堪能できる展覧会。世界各地の絶景や日本の冬を感じられる絶景が描かれた、当館選りすぐりの「現代日本画」を紹介する。

会場:郷さくら美術館
会期:2020年12月8日(火)~2021年2月28日(日)
観覧料:500円(70歳以上400円)
開館時間:10:30~17:00
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始(12月28日~1月4日)
最寄り駅:中目黒駅
HP:https://www.satosakura.jp/?page_id=1076

[写真コレクション特集]あつまれ!どうぶつ

◇ジャンル:写真
動物が映された写真を展示する。

会場:東京富士美術館
会期:2020年12月8日(火)~2021年1月24日(日)
観覧料:800円(65歳以上700円)
開館時間:10:00~17:00
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始(12月26日~1月4日)
最寄り駅:八王子駅、京王八王子駅
HP:https://www.fujibi.or.jp/exhibitions/profile-of-exhibitions/?exhibit_id=4202012081

ダヴォラ・ドーリア

◇ジャンル:絵画(洋画)
レオナルド・ダ・ヴィンチが描いた壁画「アンギアーリの戦い」を知る最良の手掛がかりとされる16世紀の油彩画《タヴォラ・ドーリア》の複製を展示する。

会場:東京富士美術館
会期:2020年12月8日(火)~2021年1月24日(日)
観覧料:800円(65歳以上700円)
開館時間:10:00~17:00
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始(12月26日~1月4日)
最寄り駅:八王子駅、京王八王子駅
HP:https://www.fujibi.or.jp/exhibitions/profile-of-exhibitions/?exhibit_id=8202012082

西洋絵画 ルネサンスから20世紀まで

◇ジャンル:絵画(洋画)
東京富士美術館の西洋絵画コレクションを中心に展示する。

会場:東京富士美術館
会期:2020年12月8日(火)~2021年1月24日(日)
観覧料:800円(65歳以上700円)
開館時間:10:00~17:00
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始(12月26日~1月4日)
最寄り駅:八王子駅、京王八王子駅
HP:https://www.fujibi.or.jp/exhibitions/profile-of-exhibitions/?exhibit_id=8202012081

「板橋と光学vol.3 いたばし産のカメラたち」

◇ジャンル:カメラ
戦前、板橋区に集まった光学兵器の製造工場。戦後、それらの技術は双眼鏡やカメラのレンズ製造に転用され、昭和40年頃には、日本の主要な精密機器出荷額の多くを板橋区が占め、戦後復興や高度経済成長を支えた。本展では、板橋区の地域を支える重要な産業分野であるカメラの歴史や、光に関する技術を紹介する。

会場:板橋区立郷土資料館
会期:2020年12月12日(土)~2021年3月21日(日)
観覧料:無料
開館時間:9:30~17:00
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)
最寄り駅:西高島平駅、赤塚駅、成増駅
HP:https://www.city.itabashi.tokyo.jp/kyodoshiryokan/exhibition/3000231/index.html

鈴木藏の志野 造化にしたがひて、四時を友とす

◇ジャンル:陶芸
志野焼の名品を踏まえつつ自身の志野に挑み続ける作家・鈴木藏。本展では、鈴木のライフワークである志野茶碗の新作を中心に構成しその作陶の世界を紹介する。

鈴木藏「志野香炉」 2020年(撮影:白井亮)

会場:菊池寛実記念 智美術館
会期:2020年12月12日(土)~2021年3月21日(日)
観覧料:1100円
開館時間:11:00~18:00
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始(12月28日~1月1日)
最寄り駅:神谷町駅、六本木一丁目駅、溜池山王駅、虎ノ門駅
HP:https://www.musee-tomo.or.jp/exhibition/

イスラエル、ガリラヤ湖畔の遺跡 -ヒッポスとエン・ゲヴ-

◇ジャンル:遺跡
イスラエルの北部にあるガリラヤ湖(ティベリアス湖)の東岸にあるエン・ゲヴ遺跡とヒッポス遺跡における日本・イスラエル調査団の共同研究の成果を紹介する。

会場:古代オリエント博物館
会期:2020年12月12日(土)~2021年1月31日(日)
観覧料:600円
開館時間:10:00~16:30
休館日:年末年始(12月28日~1月3日)
最寄り駅:池袋駅、東池袋駅
HP:https://aom-tokyo.com/exhibition/20201212_hippos.html

リニューアル・オープン記念展Ⅲ「美を結ぶ。美をひらく。美の交流が生んだ6つの物語」

◇ジャンル:陶器、ガラス、浮世絵など
同館が所蔵する珠玉のコレクションから、「美を結ぶ物語」「美をひらく物語」をあらわす作品を展示。欧州も魅了された古伊万里、将軍家献上の使命で研ぎ澄まされた鍋島、東アジア文化が溶け込んだ琉球の紅型、西洋への憧れが生んだ和ガラス、東西文化が結びついた江戸・明治の浮世絵、そして異文化を独自の表現に昇華したガレなど、国・時代・素材を越えて結び、ひらいた6つの美を紹介する。

会場:サントリー美術館
会期:2020年12月16日(水)~2021年2月28日(日)
観覧料:1500円
開館時間:10:00~18:00(金・土曜日は10:00~20:00)※
休館日:火曜日(2月23日は開館)、年末年始(12月28日~1月1日)
最寄り駅:六本木駅、乃木坂駅
HP:https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2020_3/index.html
※1月10日、2月10日、2月22日は20:00まで開館
※会期中展示替えあり

Back and Forth Collective 「Feminists in Collective Practice-実践を共にする-」

◇ジャンル:映像、イベントなど
ジェンダーやフェミニズムに関わる展覧会やイベント、リサーチなどゲストとともに行っている、Back and Forth Collectiveの展覧会。複数の地域でメンバーが活動するコレクティブ性を活かし、各々の視点から得たジェンダー/フェミニズムに関するアーティストの多様なアプローチを紹介する。

会場:トーキョーアーツアンドスペース本郷
会期:2020年12月17日(木)~12月20日(日)
観覧料:無料
開館時間:11:00~19:00
休館日:月曜日
最寄り駅:御茶ノ水駅、水道橋駅、本郷三丁目駅
HP:https://www.tokyoartsandspace.jp/archive/exhibition/2020/20201217-7028.html

ミュージアム コレクションⅢ 美術家たちの沿線物語 田園都市線

◇ジャンル:写真
本展では、三軒茶屋や桜新町など、その沿線で活動した美術家をはじめとする文化人同士の創作と交流の足跡をたどる。

会場:世田谷美術館
会期:2020年12月19日(土)~2021年3月28日(日)
観覧料:200円(65歳以上100円)
開館時間:10:00~18:00
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始(12月28日~1月4日)
最寄り駅:用賀駅
HP:https://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/collection/detail.php?id=col00108

Enjoy sports 朝倉文夫の1964年

◇ジャンル:彫塑
彫塑家である朝倉文夫とスポーツとのかかわりを紹介する展覧会。肖像彫刻」「肉体表現」「猫たち」という3つの視点で構成し、スポーツと芸術の関わりを紹介する。

会場:朝倉彫塑館
会期:2020年12月19日(土)~2021年3月7日(日)
観覧料:500円
開館時間:9:30~16:30
休館日:12月21日、12月24日、年末年始(12月29日~1月3日)
最寄り駅:日暮里駅
HP:https://www.taitocity.net/zaidan/asakura/exhibitions/schedule/

江戸のエナジー 風俗画と浮世絵

◇ジャンル:風俗画、浮世絵
本展では、静嘉堂秘蔵の肉筆浮世絵や浮世絵版画を、多数初公開。明治末期に海外向けに出版された豪華画集に、日本を代表する名品として掲載された作品などを展示する。

会場:静嘉堂文庫美術館
会期:2020年12月19日(土)~2021年2月7日(日)
観覧料:1000円
開館時間:10:00~16:30
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始(12月28日~1月4日)
最寄り駅:二子玉川駅
HP:http://www.seikado.or.jp/exhibition/next.html

特別展「日本のたてもの―自然素材を活かす伝統の技と知恵」

◇ジャンル:建築
1964年の東京オリンピックに併せて当館で開催された「日本古美術展」出品模型や、文化庁が国宝・重要文化財建造物を修理する際に、形態、技法などを検討し、その技を伝承するために製作してきた模型を活用し、古代から近世までの日本建築の成り立ちについて紹介する。

会場:東京国立博物館
会期:2020年12月24日(木)~2月21日(日)
観覧料:1500円
開館時間:9:30~17:00※
休館日、月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始(12月26日~1月1日)
最寄り駅:上野駅、鶯谷駅、根津駅、京成上野駅
HP:https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=2058
※金、土曜日は21:00まで
※事前予約制

 

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