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2021年5月から開催される展覧会を一挙紹介

展覧会の見どころを解説

連載 ZIEL museum 2021.5.01

文:出口夢々

2021年5月から東京都で開催される9の展覧会の情報を一挙に紹介します!
現代日本絵画や写真、絵巻、彫刻まで、さまざまなジャンルのアートを楽しめます。各展覧会ともコロナ対策は十分。ぜひ、足を運んでみてください。

※下記の紹介は、5月14日時点の情報をもとにしています。4月25日(日)から5月31日(月)において、緊急事態宣言が発令されています。緊急事態宣言の延長の可能性もあるため、ご訪問前に各会場のHPをご確認ください。

サムネイル画像:篠山紀信 〈晴れた日〉 1974年 東京都写真美術館蔵

 

展覧会一覧

茶箱と茶籠
5月31日(月)まで臨時休館

◇ジャンル:茶道具
三井記念美術館の所蔵品の過半数である茶道具。そのなかから趣味性が強く、独特の世界観を持った茶箱と茶籠を、茶道具や書画とともに紹介する。

会場:三井記念美術館
会期:2021年5月1日(土)〜6月27日(日)
観覧料:1000円(70歳以上800円)
開館時間:11:00〜16:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日
最寄り駅:三越前駅、日本橋駅、東京駅、神田駅、新日本橋駅
HP:http://www.mitsui-museum.jp/exhibition/index2.html

 

ロバート・ボシシオ「BEYOND」

◇ジャンル:現代アート
イタリア北部トローデナを拠点に制作を行う、ロバート・ボシシオの個展。インテリアやポートレート、人体のクローズアップなどの大小の絵画作品を展示する。

会場:104GALERIE-R
会期:2021年5月10日(月)〜5月29日(土)
観覧料:無料
開館時間:12:00〜18:00
休館日:日曜日、祝日
最寄り駅:池尻大橋駅
HP:https://104galerie.com/
※事前予約制

 

佐藤美術館収蔵品展 アートのなかのいきものたち

◇ジャンル:絵画
佐藤美術館が所蔵する作品のなかから「いきものたち」が登場するものにスポットをあてて展覧する。

会場:佐藤美術館
会期:2021年5月12日(水)〜6月27日(日)
観覧料:600円
開館時間:10:00〜17:00(入場は閉館の15分前まで)※
休館日:月曜日
最寄り駅:千駄ヶ谷駅、信濃町駅、国立競技場駅
HP:http://sato-museum.la.coocan.jp/exhibition/index.html
※金曜日のみ19:00閉館

 

特別列品「神の新たな物語―熊野と八幡の縁起ー」

◇ジャンル:絵巻
時代の潮流や信仰を基盤として、熊野や八幡といった新たな物語や神話が作り出された中世。本展では、國學院大學図書館が所蔵する熊野の神々や八幡神(応神天皇)とその母・神功皇后をめぐる縁起絵巻の数々を展示し、物語から中世の神々の姿を見ていく。

会場:國學院大學博物館 企画展示室
会期:2021年5月13日(木)〜7月3日(土)
観覧料:無料
開館時間:12:00〜17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:日・月・火曜日
最寄り駅:渋谷駅、表参道駅、恵比寿駅
HP:http://museum.kokugakuin.ac.jp/special_exhibition/detail/2021_spring.html

 

特集コーナー展示 マリノ・マリーニの彫刻と版画
5月15日(土)より条件付き再開

◇ジャンル:彫刻、版画
20世紀イタリアを代表する彫刻家、マリノ・マリーニ。馬と機種の彫刻で知られている彼だが、彫刻を制作する傍ら、数多くの版画も制作した。本展では、石橋財団コレクションのなかから彫刻や版画作品を展示する。

会場:アーティゾン美術館 4階展示室
会期:2021年5月15日(土)〜9月5日(日)
観覧料:1200円
開館時間:10:00〜18:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)
最寄り駅:東京駅、京橋駅、日本橋駅
HP:https://www.artizon.museum/exhibition/detail/62
※日時指定予約制

 

新・晴れた日 篠山紀信
5月31日(月)まで臨時休館

◇ジャンル:写真
時代の熱量を捉えた写真によって、1960年代から活躍を続ける篠山紀信。本展では、長嶋茂雄や輪島功一、オノ・ヨーコなど、誰もが知るアイコンをちりばめながら、広範に社会の動きを捉え、昭和という時代の尖鋭な批評となっている写真集『晴れた日』の構造を使って、二部構成で60年間にわたる篠山紀信の116作品を展覧する。

〈晴れた日〉 1974年 東京都写真美術館蔵

会場:東京都写真美術館 2階・3階展示室
会期:2021年5月18日(火)〜8月15日(日)
観覧料:共通チケット1200円(65歳以上600円)
開館時間:10:00〜18:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)
最寄り駅:恵比寿駅
HP:https://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-4019.html

 

映えるNIPPON  江戸~昭和 名所を描く
5月31日(月)まで臨時休館

◇ジャンル:絵画、写真、版画、ポスター
富士山や寺社仏閣、隅田川など、誰もが親しみ、懐かしいと感じる景観がどのように描かれ、広まっていったのかを、絵画をはじめ、写真や版画、ポスターなどから探る。

会場:府中市美術館
会期:2021年5月22日(土)〜7月11日(日)※
観覧料:700円
開館時間:10:00〜17:00(入場は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日
最寄り駅:府中駅、東府中駅、武蔵小金井駅、国分寺駅、北府中駅
HP:https://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/tenrankai/kikakutenkaisai/2021_1_haeru.html
※前期:5月22日〜6月13日
 後期:6月15日〜7月11日
※一部展示替えあり

 

茶入と茶碗
5月31日(月)まで臨時休館

◇ジャンル:茶道具
大正10年(1921)より刊行が始まった『大正名器鑑』。全9編11冊にもおよぶこの本では、875点もの茶入と茶碗(天目を含む)の名品が取り上げられ、それらの観賞の指針が明確に示されている。本展では、『大正名器鑑』の刊行百年を記念し、第一章で館蔵の茶入と茶碗を中心に『大正名器鑑』の成立過程を概観し、第二章ではその刊行関連行事で用いられた作品を通して、編者の高橋義雄(1861-1937、号箒庵)と当館のコレクションの礎を築いた初代・根津嘉一郎(1860-1940、号青山)の友情の証を展覧する。

会場:根津美術館
会期:2021年5月29日(土)〜7月11日(日)
観覧料:1300円
開館時間:10:00〜17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日
最寄り駅:表参道駅
HP:http://www.nezu-muse.or.jp/sp/exhibition/next.html
※日時指定予約制

 

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