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【劇的ビフォーアフター】盛れる遺影が撮れると噂のソーシャルビューティーフォトに潜入してみた

ヘアメイクとライトの効果で「奇跡の1枚」をおさえる

特集 自分をあたらしくする 2020.8.21

取材・文:出口夢々

5月中旬、ZIELの監修者の一人である特定社会保険労務士の須田美貴さんと打ち合わせをしているときのこと――。

須田さん:「自分をあたらしくする」といえば、知り合いにおもしろいサービスを提供している人がいるんです。この写真見てください。

出口花塚:えっ、すごく美人なおばあちゃんの写真ですね。知り合いの方はカメラマンなんですか?

須田さん:プロカメラマンでもあるんですけど、介護士と美容師の資格ももっている方で。「シニアビューティーフォト」といって、高齢者のお客さんにメイク・ヘアセットをして写真を撮るサービスを行っているんです。この写真も見てください。

出口花塚:う、うん……。普通のおばあちゃんの写真ですね。って、あれ? この人さっき見せてもらった写真のおばあちゃんと同一人物!?

須田さん:そうなんです。このビフォーアフター、すごくないですか!?

出口花塚:うん、まさに劇的ビフォーアフター! ちょっと取材してきます!

 

7月中旬――。

須田さんに、このサービスを提供しているソーシャルビューティーフォトの社長・山田真由美さんを紹介してもらい、取材を申し込みました。取材場所として指定されたのは神奈川県・横浜市にあるマンションの一室。

出口:(ピンポーン)こんにちは、ZIEL編集部の出口です。本日はよろしくお願いします。

山田さん:いらっしゃい、こんにちは。ソーシャルビューティーフォトの社長、山田です。よろしくお願いします。こちらは本日モデルをしてくださる的場さんです。

的場さん:はじめまして、的場です。今年で69歳になります。

的場さん(69歳)

花塚:よろしくお願いします。普段から山田さんのご自宅で撮影されるんですか?

山田さん:いえ、通常はご依頼いただいたお客さまのお家に伺って、ヘアメイクと撮影をします。ですが、今日は取材なので私の家のほうがいろいろと都合がよいかなと思って。

出口:なるほど、お手数をおかけします。

 

フェイシャルトリートメント~ヘアメイク

山田さん:では、早速ですが始めましょうか。
はじめに、オイルトリートメントでお肌の状態を確認しながらお客さまにリラックスしていただきます。仕上げに化粧水と乳液でお肌のキメを整えたらメイク開始です。

出口:肌を引っ張りながらメイクされるんですね。

山田さん:はい。年を重ねると、どうしても肌がたるんできたり、シワが目立つようになります。そうするとファンデーションが肌にのりにくくなるんですよね。なので、たるみやシワを引っ張りながら、顔全体にまんべんなく薄くファンデーションを伸ばすように意識すると、シワにファンデーションがたまったり、お化粧がよれるのを防げます。

花塚:私も最近ほうれい線が気になるから実践してみよう……。

山田さん:肌の質感がマットになりすぎないようにメイクするのもポイント。マットすぎる肌は厚塗り感が出てしまい、老けて見えてしまうんですよね。

ですので、リキッドやクリームタイプのファンデーションを塗ったあとに、仕込みとしてクリームタイプのハイライトを鼻筋・眉間・鎖骨の高い位置・ほうれい線の上のほうに入れてげたり、フェイスパウダーは軽くはたく程度にしてあげると、ツヤ感が出せますよ。

◆メイクのポイントまとめ

その1 下地やファンデーションこそ丁寧に! シワやたるみを手で引っ張りながら薄くムラなく塗りましょう。気になるシミはコンシーラーでスポット的に隠します。

その2 クリームタイプのハイライトを仕込んで、自然なツヤ感を演出

その3 仕上げのフェイスパウダーはかるーく、気持ち程度でOK

山田さん:メイクが完成したので、次はヘアセットに移ります。ボリューム感を出すためにドライヤーで髪の根元全体を立ち上げ、ヘアアイロンをとおしてツヤ感を出します。

花塚:髪がふんわりするだけで、印象がパッと変わりますね! 華やかになります。

出口:マッサージとヘアメイクに約1時間もかけるんですね。人にメイクしてもらう機会なんて普段の生活ではないから、それだけでもワクワクする!

 

いざ撮影!

山田さん:では、撮影に移りましょう。1時間ほどかけて撮影していきます。

出口:的場さん、笑顔がめちゃくちゃナチュラルで美しい……!

花塚:山田さんのポージングの指示も的確で、写真を撮られ慣れていない人でも困らずにポージングできますね!

 

撮影終了

山田さん:これで撮影は終了です。お渡しするお写真の候補を私が5枚ほど選んで、そのなかからお客さまに気に入ったものをお選びいただき、プリントして後日ご自宅へ郵送します。

完成した写真はこちら!

出口花塚:わぁ、すごい!

出口:とても自然に盛れてる! 加工なしで、こんなにきれいな自分を撮ってもらえるなんて羨ましい……。

花塚:私もプロフィール写真の撮影をお願いしようかな。

山田さん:撮影した本人がいうのも何ですが、とてもきれいに撮れました。

私は「ポジティブな勘違い」なら、いくらでもしていいと思っていて。今日の撮影ではメイクの段階でつけまつげをして目をぱっちりさせていますし、照明の角度を工夫してシワやシミといった老けてみえるポイントを光で飛ばしています。だから、このきれいな姿は、もしかしたら写真のなかでしかみられないかもしれない。

でも、ヘアメイクをしてもらって自分がきれいに写っている写真をみるのはウキウキするし、「自分ってちゃんとお化粧をすれば、こんなにきれいなんだ!」と思える。それは「勘違い」かもしれないけど、「年を重ねてなお、今の自分もきれいだ」と感じられたら、それは人生や日々の暮らしを前向きに捉えられる「ポジティブな勘違い」だと思うんです。

ポジティブな勘違いをした結果、自分に自信がついて、いろいろな物事に精力的になれたら、新しいことにチャレンジしてみようと思うかもしれないし、絶対楽しい人生を送れる。ソーシャルビューティーフォトで遺影を撮影して、そこからさらに、今後の人生がもっと活気に充ちたものになってくれたら――。そう願いを込めてサービスを提供しています。

出口:こんなにきれいな自分の姿をみれたら、自信もつくし、何よりも「うれしい」ですよね。本日はありがとうございました。

 

撮影を終えて――

出口:的場さん、本日はモデルを務めていただき、ありがとうございました。メイクをしてもらい撮影してみて、どうでしたか?

的場さん:とっても楽しい時間を過ごせました。
普段はメイクをするといっても、眉を書いてリップを塗るくらい。結婚してから、時間をかけてメイクする機会がほんとうに少なくなっていったので、それだけでウキウキしました

出口:やはり結婚されて、お子さんが生まれると、自分にかける時間が少なくなってしまうものなんですね。

的場さん:ええ、私は結婚して専業主婦になったので、家にいて子ども中心の生活になると、働いていたころに比べると驚くほどメイクの頻度が減ります。もともとメイクをするのは好きだったのですが、たとえば子どもの授業参観にメイクばっちりで行ったら浮きますよね? だから、外出するときですら、あまりメイクを楽しめない。

子ども2人が自立してようやく時間ができたと思ったら、毎日メイクをしていた20代からもう30年以上経っていました。今日こうやって何十年ぶりかに、きちんとヘアメイクをしてもらいました。この経験は何事にも変えられません。

的場さん:この年になると、子どもや孫からプレゼントをもらう機会が増えます。そうしたときにものをもらうのもうれしいけど、こうした「経験」やそれにともなう「時間」をプレゼントしてもらえたら、とってもうれしいですね。ソーシャルビューティーフォトでヘアメイクと撮影をしてもらって、そのきれいな姿のまま家族みんなで食事に行けたら、その経験と時間は貴いものになります

出口:たしかに、今はスマホで手軽に写真が撮れるようになった分、プロのカメラマンに家族写真を撮ってもらう機会もあまりないから、山田さんに自宅に来てもらって、ヘアメイクをしてもらった姿で家族と写真が撮れたらいい記念になりますね。今日はありがとうございました。

 

的場さんのきれいな写真、いかがでしたでしょうか? 撮影後、的場さんは「せっかくきれいにしてもらったんだから」と、撮影場所の近くで飲食店を営んでいる息子さんに連絡し、会いに行かれていました。自分に自信をもてると、さまざまなことに意欲的になれ、そして活動的になれます。

ソーシャルビューティーフォトは首都圏であれば出張費なし・3万円で、それ以外の地域では3万円+交通費で撮影を依頼できます。この劇的ビフォーアフターをぜひ、体験してみてください!(出口はプロフィール写真の撮影を依頼したいと思います)。

 

企業情報
株式会社ソーシャルビューティーフォト
ソーシャルビューティフォトとは、代表の山田真由美が介護施設での経験を活かし、シニアの方々に「飛びきりの笑顔」を届けたいとの想いから設立した会社です。美容師資格、介護士資格を持った代表のもと、シニア女性に喜ばれる写真をお届けします。(株)ソーシャルビューティフォトではメイクから写真撮影まで女性が美しくなった姿を写真に残します。出張サービスを承っておりますので、個人宅や介護施設、さまざまななイベント等どこでも訪問いたします。 https://www.s-b-p.co.jp/

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