人生を豊かに彩るWEBマガジン

エンディングノートをもとに「自伝」を書く

「私の生涯」を振り返る

連載 本の書き方、つくり方 2021.3.23

文:花塚水結

自伝を書く——そう決意したはずなのに、なかなか筆が進まない……。そんなあなたに、エンディングノートを使って自伝を書く方法をお伝えします!

とは言っても、「エンディングノートって、亡くなる前に書くのでは?」などと思われる方もいらっしゃるかもしれません。が、心配ご無用です。先にお伝えしておきますと、ZIEL編集部花塚、25歳、エンディングノート経験者なんです〜!

私がエンディングノートを書いてみた経験からお伝えできることもあろうかと思いますので、少しでも参考にしていただけたらうれしいです。

 

人生の出来事を整理するためのツール「エンディングノート」

まず、自分の人生を本にしようと思ったとき、どんなことを内容にしようか、悩みますよね。まだ25年しか生きていない私でさえ、子どものころの記憶から、学生時代、社会での経験を経てさまざまな出来事があり、整理するのにも一苦労です。

ですが、ありとあらゆる人生の出来事を整理できる画期的なアイテムがあります

それは……

エンディングノートです〜!

「まだまだエンディングノートを書くような歳ではないし……」「死んだ後のためのノートでは?」とお思いの方もいらっしゃるかと思いますが、実は、私も書いたことがあります。

エンディングノートに書く項目は、銀行口座やスマホのパスワード、お葬式の希望など、自分の個人情報だけではありません。自分がたどってきた軌跡や思い出を書き留めるノートでもあるんです!

そこで、私もエンディングノートを利用して人生を振り返ってみることに。生まれたときから、仕事に就くまでをざっくり振り返ってみたのですが、“健さん” という高校時代の恩師の存在なくして今の自分はないなぁと思いました。

健さんは、私が高校時代に所属していたテニス部の顧問の先生で、現役時代はもちろん、引退してからも大学受験でたくさんお世話になりました。今でもたまに連絡をとっている間柄なんです。

健さんに会えば、高校時代の懐かしい話、私の進路についての話が聞けるのかなぁと思い、会って話を聞くことにした記事が、下記です。

▼編集部・花塚がエンディングノートで自分の人生を振り返った話

エンディングノートを書くには「覚悟が必要なのかな」と考えてしまう方もいらっしゃると思います。ですが、一度書き始めると、楽しく進められるんですよね。私もそうでした。

なので、エンディングノートは自伝を書くための “ネタ帳” 代わりとして考えてみてください。実際、私もエンディングノートを利用して記事を書いているわけですし(笑)。そうすれば、楽しかった思い出や、これは忘れられないな〜という思い出がいくつも出てくると思います!

 

私がエンディングノートに書いたこと

私は、思い出を整理するためにも、時代ごとに共通の項目を設けて思い出を書いていきました。

▼設定した時代
・誕生
・幼少期
・小学校
・中学校
・高校
・大学(短大、専門学校など)
・仕事(今やっていること)

▼設定した共通の項目
・所属(学校名や会社名など)
・活動(部活動や学部、部署など)
・思い出

こうして時代を区切って思い出してみると、記憶の整理もできて「振り返り」の作業もスムーズです! また、10代、20代、30代……というふうに年齢で区切るのもいいと思います。ここできちんと年代を整理しておくと、本にするときの章立てにも役立ちそうです(たまには編集者っぽいことを言ってみます)

私の場合は、時代ごとに1つずつの思い出を書き出しただけでしたが、1冊の本にするにはもう少し内容が必要になると思います。複数の思い出を書き出しておくといいでしょう。

あとは、「この話は掘り下げられそう」とか「これは自伝に書き記しておきたいな」という思い出に肉付けをしていきます!

私だったら、健さんに怒鳴られたことや、説教されたことや、叱られたことや……。って、全部一緒ですね。高校に入学してから、就活のときまで怒られていましたからね。でも、そのおかげで今がある。自伝に書くエピソードとして外せません。

 

エンディングノートは書店で買える

エンディングノートは書店にたくさん売っていますし、もちろんインターネット上で購入したり、ダウンロードすることもできます。価格は大体1000円前後が多いです。
ちなみに、ZIELオリジナルエンディングノートは下記からダウンロードできます!(こちらはダウンロード無料です!)

▼ZIELオリジナルエンディングノート PDF版
▼ZIELオリジナルエンディングノート エクセル版

さまざまな問いかけが掲載されていますから、人生を振り返ってみるツールとしてご活用ください。
本づくりで重要なのは、まず目次づくり。つまり構成ですね。この構成も、一から書き始めようとすると、なかなかむずかしいものです。

まずは人生の「棚卸し」を、エンディングノートを使って行ってみてください

ほかに、エンディングノートで知りたいことや、自伝を書き進めるにあたって悩んでいることなどがあれば、コメント欄で教えてください! 一緒に解決していきましょう。

 

▼関連記事
「自伝」の書き方
「原稿」を書くときに気をつけたい5つのポイント
個性的な自伝になる! 構成の立て方
書籍の編集者って何をしてる人なの?

 

コメントを投稿する

コメントを投稿する

コメントをするには、会員登録/ログインが必要です。

この記事をみんなに伝える

ボタンクリックでシェア

ZIELのSNSをフォローしよう

  • twitter
  • facebook
  • line
この連載の記事一覧へ