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プラチナヘアモデル・藤原民子の「輝き方」

61歳——いろんなファッションを楽しみたい

特集 輝き続ける女性たち 2021.6.18

取材・文:花塚水結

「『若づくり』には興味ありませんが、『どうやったら今の自分を素敵に見せられるか?』を考えることが楽しいし、元気になるんですよ」

昨年、累計で30年勤めた化粧品会社を退社した藤原民子さん。得意のメイクやファッションを楽しみ、ブログやInstagramで情報発信を続けながら、プラチナヘアモデルとして仕事もこなしています。
雑誌『素敵なあの人』(宝島社)では連載モデル、テレビショッピング番組「ショップチャンネル」内のブランド「タミ・ブラーマ」ではブランディングとゲスト出演をしています。まさに今、自分の人生を謳歌する藤原さんの「輝く」秘訣とは何なのでしょうか——。

 

自分流のコーディネートを楽しむ

 

——長年勤めてきた化粧品会社を昨年退社されたそうですが、今の生活の中心となっているものはなんでしょうか?

藤原:仕事を辞めてからは友達との交流、SNS、おしゃれ、古着屋巡り……いろんなことが中心になっていますけど、一番の中心というと、古着屋巡りかもしれませんね。トレジャーファクトリーというリサイクルショップがあって、「トレファク」と私は呼んでいるんですけど。もう暇さえあれば通っています(笑)

このあいだとてもいい収穫があって。白いメッシュのニットを見つけたんです。袖は長めで丈は短め、色もいいし、この時期にピッタリだなと思ってタグを見たら、アレキサンダーワンのものだったんですよ。しかもそれが1980円だったから、もうびっくりしちゃいました。安すぎる! って。

友達にもよく言われるんですけど、いいアイテムを見つけるのが上手だと思うんです。最近、お店に行くたびに3つくらいはいいアイテムを見つけます。気づいたら目が行くんですよね(笑)。ほかにもジバンシイのシルクブラウスだったり、上質なムートンのコートを見つけたり。

——すごい! 古着屋さんを探せばブランド物の洋服にも安価で出合えるんですね! Instagram(@ta.mi.ko_f05)に載せていた赤いスウェットとジーンズのコーディネートがすごく素敵だなと思っていたんですけど、あの洋服もトレファクですか?

藤原:ありがとうございます。赤いスウェットはトレファクで、たしか数百円だったと思います(笑)。袖が広がっているのがかわいくて。ジーンズは甥っ子がゴミ箱に捨てていたものを拾ったんです(笑)。ちょっとダボダボっとしていて、「これ、使える!」と思って。きれいに洗って今でも穿いていますよ。

こっちの白いワンピースは、既成の洋服だけど、前を切ってスリットにして、肩の部分を縫ってアレンジしたんです。Pinterestで縫い方を見て、見様見真似で縫ったけど、上手くできたなぁと思います。

出所:Instagram(@ta.mi.ko_f05

藤原:古着屋さんを巡るようになったのは3年くらい前からですが、おもしろいアイテムを見つけて、自分流にコーディネートするのが楽しいんです。スウェットコーデのようにカジュアルにするのも好きだし、スカーフを巻いてちょっとマダムチックにするのも好きだし。いろんな格好することが楽しいの。昔は古着に対してマイナスなイメージを持つこともあったけど、今ではいい古着を見つけることが趣味になっています。ほら、今はサスティナブルも大事にしていかないといけないから、それでファッションが楽しめればいいですよね。

——どんな格好も自由自在に楽しめることがすごいなと思います。ファッションで大事にしていることはありますか?

藤原:こだわっているのは、コーデの仕上げに必ずピアスをすることですね。全身ミラーの前で靴も合わせてバランスをチェックして、このピアスがいいかな、やっぱり違うほうがいいかなって感じで考えます。

藤原さんのピアスコレクションの一部

 

藤原さんの毎日のルーティン。神社巡りや、ストレッチ教室に行く日もある

 

毎日のケア習慣は「よさそう」と思ったものを試す

——日々のルーティンの、「頭皮マッサージ」が気になったのですが、どのようにしてマッサージしているのですか?

藤原:ヘッドスパの機械があるので、それで頭皮と一緒に肌のケアもしています。シャンプー時に使うと頭皮の毛穴の汚れが取れやすくなって、髪のハリが出るんですよ。毎日は続けられないんだけど、人前に出る仕事があるときは1週間くらい前からちゃんとしてケアしていますね。頭皮は機械の力を強めてやると、結構なボリュームがでるんですよ。

お風呂上がりには、通っているストレッチ教室で教わったふくらはぎと膝まわりの筋膜はがしをやっています。これをやると立ち上がったときにしっかり立てる感覚があるんです。足もきれいになるみたいなので、結構痛いけど続けています。

家にいるときはなるべく身体のメンテナンスをしていますね。小顔ローラーは枕元に置いて、毎朝起きたらフェイスラインやデコルテまわりをでぐるぐるしているんです。

右:スパニスト/アデランス 左:リファカラット/リファ(すべて藤原さんの私物)

——毎日のケア、尊敬します……! スキンケアはどうされていますか?

藤原:化粧水はコットンを使って、ていねいに顔と首まわりになじませていきます。顔の皮膚ってどうしても下がってきてしまうので、コットンで皮膚を持ち上げるようにすると、リフトアップ効果があるんです。習慣的にやると下がらないようになってきますよ。化粧水の後は美容液、乳液、クリームを塗っています。これでも、勤めていたときよりは簡単になりました(笑)

それから、インナーケアも大事にしていて、朝は必ず水素水を南部鉄瓶で沸かして白湯を飲んだ後、きなこを混ぜた青汁を飲んでいます。それから、友達に「免疫力が上がるから」と勧められたチャーガのサプリメントも飲んでいます。できれば病気や認知症になりたくないから、自分が「よさそう」と思ったものは効果を信じて試すことが多いですね。

藤原さんが健康のために食べたり、飲んだりしているもの

 

メイクは細部までこだわって、自信が持てる自分へ

——化粧品会社に勤めていらっしゃったということで、やはりメイクは毎日しているのでしょうか?

藤原:外に出るときは必ずメイクしますけど、家にいるときは、洗顔後に化粧水と乳液を塗ったら、日焼け止めまでですね。若いときは色黒が流行っていたから、肌をこんがり焼いていた時期もあったの。それでこの前、美容クリニックの特殊なカメラで顔を撮影してもらったら、シミの元がポツポツあって……。昔と違って今は紫外線がものすごく強くなっているように感じるし、やはり日焼け止めは必須だなと思いましたね

でも、外に出かけるときのメイクはこだわっていて、ハイライトはマスト、マスカラは二度づけしています。ハイライトはローラメルシエのものを使っていて、目の下に逆三角形に入れてツヤ感を出すんです。マスカラは、繊維が細かくて美容液が配合されているものをベースにして、その後ボリュームタイプをしっかりと二度づけ。特に、お出かけするときはカールキープ力があるものを使っています。途中でカールが落ちてしまったり、マスカラのゴミが目に入ったりするのが嫌なので。

藤原さんが普段使用しているメイク道具の一部(すべて藤原さんの私物)

藤原:眉メイクもしっかりしますね。ペンシルとパウダー、アイブロウマスカラの3つを使って仕上げていきます。眉メイクでポイントにしているのは、アイブロウマスカラで眉毛を上げること。目のまわりがリフトアップして見えるようになりますよ

私、メイクで化けるのが上手いんです(笑)。「若づくり」には興味ありませんが、「どうやったら今の自分を素敵に見せられるか?」を考えることが楽しいし、元気になるんですよ。それでニコニコしていたらきっといいことも起きると思うんです。自分の機嫌は自分でとって、笑って過ごしていきたいですよね。

 

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